2015/12/30

RetroN5とSG-1000(その3)

ツイッターのフォロワーさんから、RetroN5アプリケーションv1.31に戻すことが可能であるということを教えて頂いたので、SG-1000の動作について確認してみた。

(以下メモ)

アプリケーションの戻し方

アプリケーションアップデータをそのままインストールという方法をだとアプリケーションv1.4以下には戻すことができなかったが、教えて頂いた方法では
  1. システムアップデータv0.2.2をインストール(上書き)
  2. アプリケーションアップデータv1.31をインストール
この手順でインストールできたとのこと。

実際に行ってみたところ、アプリケーションv1.31に戻すことは可能だったが、起動後に『FATAL ERROR:0xF002』が発生してしまった。

したがって、一度ファクトリーリセットを行った後にアプリケーションv1.31をインストールすることにより、正常に起動するようになった。

SG-1000の動作について

RetroN5でSG-1000のゲームを動作させると、発色がTMS9918AのパレットではなくてセガマークⅢ・マスターシステムVDPのパレットのため、ゲームによってはかなり目に悪いです…。
レトロフリークは正式にSG-1000対応をうたっているが、ここらへんがどうなるか気になるところ。

また、変換器によるものかもしれないが動作しないゲームもあり、とりあえず数本チェックしてみた限りでは
  • 16KBカートリッジ:動作OK
  • 32KBカートリッジ:動作NG
  • 32KBマイカード:動作OK
  • 特殊カートリッジ(オセロなどのカートリッジ内にRAMを持ったもの):動作NG
…と判断したが、 手持ちの全てを確認したところ整合性が無いようだ。
〈確認リスト〉

SG-1000のROM領域のうち8000h以降が無視されているのならば、8KB+8KBタイプのカートリッジが読めないのは解るが、16KB・32KBのROMが1個のタイプのカートリッジでも読める・読めないが発生するのは何故なんだろう?

特にチャンピオンサッカーは同じ16KB×1のタイプだが、ダブリのカートリッジでも確認したので単純に接触不良ではないと思うが??

例えば、ミラーリングやダミーデータを加えて32KBにした場合の挙動や、homebrewの動作についても調べてみたかったが、肝心のROMライターが動作せず断念…。

RetroN5の発表当初はメーカーが、「この他のゲーム機も対応するからお前ら待っとけ!」的な事を言っていた気がするが、来年辺りになんとかなるんですかね…。



(追記)
読めなかったカートリッジ数本を読むことができた。
カートリッジのいくつかで、ROMの/OEにカートリッジのB5(/RD)を使うものがあり、B10(/MREQ)とジャンパーさせることでよめるようになった…が、使っていないはずのカートリッジ(ガールズガーデン)も読めるようになった。
ひょっとして、サード製の変換器を使っていたが出来が悪いだけか?
とりあえず、リストの動作欄では『△』としてお茶を濁す。

(追記というか駄メモ)
RetroN5やレトロフリークがどのようにしてカートリッジを認識しているのか解らないがふと疑問。
特にレトロフリークは正式にSG-1000に対応をうたっているが、どのようにしてマスターシステムとSG-1000を自動的に区別するんだろう?
(確かSMS READERは人が指定してあげなければダメだったはず。)

もしも、自分が考えたとするならば、
  • アドレスを指定して返ってくるデータが16BIT/8BITでメガドライブとマスターシステムの判別はできるだろう。
  •  データが8BITの場合で、ヘッダー位置を参照すればマスターシステムとゲームギアの判別はできるだろう。
  •  データが8BITかつ、ヘッダーを認識できなければSG-1000とする。とりあえずデータは48KBとして読んでしまう。
…こんなところだろうか?
でも、これだと有効性はともかくとして、ピンアサインだけ合わせてしまえばサイズが48KB以下のROMなら何でも読めてしまうことになってしまうな…。

また、SG-1000のカートリッジ基板は正確に何種類あるのか把握していないが、前記の通りROMの/OEに接続される信号の差をどうのようにして吸収するのだろうか?

まあ、俺はハードもソフトもよく分からないんだけどね~。

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