2017/03/27

今更人に聞けないAMIGAのこと(その2)

ジャンク品のNTSC版AMIGA500(Rev.5基板)を入手して色々調査を行ったが、PAL化改造がやはり機能していなかったので、もう少し調べてみたことのメモ書き。

(以下メモ)

PAL化失敗の原因

PAL/NTSCのハードウェア的・ソフトウェア的切替方法としては前回の記事の通りだが、これはAGNUSチップの型番によって可能なもの、不可能なものがあるようだ。

AGNUSチップの型番が8370(NTSC)と8371(PAL)はリージョン固定で変更不可、8372AがPAL/NTSCのリージョン変更が可能なタイプな様子。

したがって、入手したAMIGA500はAGNUSの型番が8370だったため、リージョンスイッチを付けてみたが機能していなかった。

解決手段

解決策としてはAGNUSチップを交換するしかないが、ツイッターのフォロアーさんから教えてもらった情報によると、8370(または8371)から8372AへのAGNUSチップの交換は無改造で行えるとのこと。

また、これによりRev.6基板相当となり、本体上のRAMを1MBまで拡張可能となる…が、どうしようか?
拡張メモリボードがあるので、困るようなことがあってからでも遅くはないのかな。

とりあえずは、ebayで安い8372Aを買ってみた…のが先回の記事を書いた直後で、色々あってやっと今日届いたw

効果の確認

AGNUSチップ交換後、とりあえずはDegraderでPAL化できることを確認した。
(本来ならばPAL対応のモニターが必要となるが、Frame meisterを使用)

※全然関係無いけど、先回Degraderのデイスクイメージを作るのにかなり苦労したが、HxCのAmiga用ローダーソフトのディスクイメージの中に最初から入っていたみたい…。

また、こちらのゲームはPAL専用のようだが、正常に起動することを確認した。
でもこれ『非商用なら遊んでもOK』みたいな事が書いてあるが大丈夫なのだろうか…。

その他

先回の記事で未確認だったメガドライブのコントローラー(6ボタンパッドを使用)が正常に使用できることを確認した。

ゲームによっては2ボタン(メガドライブパッドにおけるCボタン)も使用できるので、これをメインで使うことにする。

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