2017/05/07

今更人に聞けない1chipMSXのRGB出力のこと

1chipMSXのRGB15kHz信号をFramemeister経由でモニターに映す際に、Framemeisterの同期レベルを調整しないと表示できないことが今更になってわかり、対策してみようとした事の駄メモ。

(以下メモ)
1chipMSXの映像出力がRGB15kHzの場合は、VGA端子の13ピンがC-SYNC、14ピンがモノラルオーディオとなるようだ。
CD-ROMに入っていた回路図を見ると、FPGAの出力ピンから100Ωの抵抗を通ってVGA端子の13ピンと14ピンに接続されているようだが、何故オーディオが出力されるのだろう?
…まあ、これについては深く考えないでおこう。

従って、同期信号に75Ω負荷を接続すると(計算が間違っていなければ)約1.4V/p-pとなる。
これを0.3V/p-pにするためにC-SYNCに単純に650Ωの抵抗を入れてみたが結果はNG。
オシロスコープで観察すると、波形のエッジがなくなってしまっている。

入れた抵抗の値を徐々に小さくしていったが、RGB信号と同等に0.7V/p-pが限界の様子で、これより信号を小さくしようとすると単純に抵抗を入れるだけではダメなようだ。

とりあえずは220Ωの抵抗を入れてみたが、これでもFramemeisterの標準同期レベルでも表示可能になった。(MSX-DOS2の画面映しただけだけど…)

あとは画面の右側に波打つようなノイズが入ることが気になるところ。
同じ状況かはわからないが、ACアダプターを交換すると解決したとの情報を見つけ、試しに手持ちのACアダプターで使えるものでテストしてみたが改善せず。

まあ、これは気持ちの問題かな…MSX1用の背景が黒いゲームしか熱心に遊ばないし…。

おしまい

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