2018/09/11

ベーマガに掲載されたぴゅう太のプログラム

ぴゅう太のG-BASIC用プログラムが投稿された雑誌はベーマガ以外に知らないが、誌面上ではグラフィックの詳細な指示ができないので、アニメ(スプライト)や部分的なキャラクタ以外は投稿者の意図したグラフィックは再現できない。

そのためかネット上でもどのような投稿作品があったのか殆ど情報が無いが、それでは寂しいので参考用として資料を残す。
…オリジナルのグラフィックに似せようと少しは努力したんだよ。(色はわからないけど)

1985年3月号 いもむし星人脱出せよ!

落下物を避けながらゴールに辿り着くゲーム。
操作はゴールに向かって前進かストップのみで、積み重なった障害物はどんな高さでもよじ登る。
この登ったり降りたりの挙動が可愛くて好きな作品。

1985年4月号 カメラと私

『激写ボーイ』の原型のようなゲーム。
高速で飛来するUFOをファインダーの中心で捕らえると高得点だが少し難しい。
機種は不明ながら同様のカメラを題材にした作品を手本にしたようだが、そちらはどのようなものかは分からないけれど、撮影した写真が画面上に表示される所がG-BASICの特色をうまく使っていると感じた。
同じことをMSXなどでやろうとすると少し難しいかな(?)

ベーマガの表紙を飾ったグラフィックも夜の帳が下りる美しい風景なのだが、自分の再現ではこれが限界…。

1985年6月号 Let's 窓ふき 

敵を避けつつ汚れた窓を清掃するゲーム。
ぴゅう太のG-BASICはアニメ(スプライト)も使用できるが、定義としては4枚までしか使用できない制限あり。
そのため多くキャラクタを配置することはできないが、このゲームでは自キャラのX方向移動を屋上のみに制限することで、屋上をうろつく敵と、ビル中間をうろつきながら自キャラのY軸が合うと急降下する特性を持った敵の2種類だけでもバランスが取れるように考えられてある。
誌面でもDr.Dが褒めていたが、ショートプログラムのお手本のような良作。

【でばぐ】
このプログラムはコントローラールーチンにミスがあり、誌面のリスト通りでは動かない。
24行目の『Y<>7』は『J<>7』が正しいと思われる。
見落としているのかもいれないが、翌号以降で正式な訂正は無かった様子。

1985年7月号 ルアーフィッシング

『ぬし釣りシリーズ』の原型のようなゲーム。
この時代の釣りゲームはどのようなものがあったのか詳しくはわからないが、ディープスキャンのような水中を横から見た感のゲームか、浮きをクローズアップしたようなゲームが多かった印象。
魚に引く力が設定されていて、ヒットしたあとにラインを張ったり緩めたりの操作が必要なようだ。
魚釣りには詳しくないが、リアルな挙動なのだろうか。
…ただ、ぬし釣りシリーズのように魚影が見えないので全く釣れない。(ある意味リアル?)

1985年9月号 クリーンマン

 
X1からの移植作品。
元がどのような作品なのか知らないため移植具合については評価できないが、少し画面が寂しいか?
キャラクタ描画セルも丸見えなので、スプライトを使って目隠ししても良かったのでは…じゃあ自分で書けよという話だが。
この手のペイントゲームは市販でもトラフィックジャムがあるが、体感ではそれよりも高速で、かつ一旦動き出したら止まらない・障害物がどんどん増えるといった違った側面があり面白い。

【でばぐ】
 大きなバグではないが、580行のダブルクォーテーション内が8文字を超えている。
正しくは途中にスペースを入れず、『"GAMEOVER"』となるようだ。
これに長時間気付かずマニュアル出してきてまで確認した…。

(何か入力したら追記するかも)

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