(以下メモ)
パレット機能について
デフォルトではNTSC,PALとも3種類のパレットデータを持っていて、スイッチを押すことによって切換えすることが可能だが、- NTSC本体でNTSC版のカートリッジをPALパレットで表示する。
- NTSC本体でPAL版のカートリッジを正しいパレットで表示する。
これを可能にするには後述のパレット書き換えが必要。
デフォルトのパレットについて
※スクリーンショットは2600RGBのパレットデータをエミュレータ(stella)へ移植して撮ったもの。パレット1…エミュレータのパレットと同じ様子。
パレット2…妙に明るい色。
パレット3…ATARI7800の互換モード(?)
※AtariAgeのユーザーが作成したデータと一致することを確認した。
パレットデータ書き換えについて
パレットデータはシリアルEEPROM(24LC64)に書き込まれていて、ユーザーで変更可能になっている。データは、EEPROMの先頭から
- 00000h-0007Fh:全て00h
- 00080h-001FFh:パレットデータ1(NTSC)
- 00200h-0037Fh:パレットデータ1(PAL)
- 00380h-004FFh:パレットデータ2(NTSC)
- 00500h-0067Fh:パレットデータ2(PAL)
- 00680h-007FFh:パレットデータ3(NTSC)
- 00800h-0097Fh:パレットデータ3(PAL)
- 00980h-01FFFh:全てFFh
アドレス00980h以降にパレットデータを追加した場合、どのような挙動になるかは未確認。
各色はR,G,Bの順に00h-FFhの値で与えるが、色情報はWikipediaでも見た方がわかりやすいか?
パレットデータ1(NTSC)を例にするならば、
- 00080h-00097h:hue0/luminance0-14
- 00098h-000AFh:hue1/luminance0-14
(省略) - 001D8h-001FFh:hue15/luminance0-14
パレットデータをユーザーが書き換えられるメリットをあまり感じないが、前述のNTSC本体でPAL版のカートリッジを動作させる場合などは有効だろうか?
とりあえず、NTSCとPALのパレットをスワップしたデータを作成してみたが、PAL版のカートリッジを所有していないのでチェックできず…買ってまで確認するかどうするか…。
とりあえず、データを置いておきます。動作の保証はしませんが。
- 2600RGB標準データ
2600rgb.bin - NTSC本体でPALカートリッジまたは、PAL本体でNTSCカートリッジを正常に表示させるもの
ntsc-pal swap.bin - (NTSC専用)NTSC本体でNTSCカートリッジをPALの104色パレットで表示させるもの
※PAL本体でPALカートリッジの場合は意味がありません。
pal palette(ntsc).bin
2600RGBのパレットデータを弄るついでに、エミュレータ(stella)のユーザーパレットファイルの構造を理解したのでメモだけ。
- 0000h-017Fh:NTSCのパレットデータ。
- 0180h-02FFh:PALのパレットデータ。
- 0300h-0317h:SECAMのパレットデータ。
SECAMのパレットデータはこれ。
secam.pal
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