2019/09/10

ログインに掲載されたFM-7のプログラム(その2)

月刊ログインに掲載されたFM-7のプログラムをポチポチと。
今のところは飽きる気配全くなし。

1984年1月号『The fortress city』

6画面に及ぶ大きなマップの戦闘シミュレーションゲーム。
オールBASICで作成された作品のため、速度的には遅いが全体マップの表示ができるなど良く出来た作品。
各ユニットが記号なので慣れないと歩兵なのか戦車なのか判断しにくいが、これがキャラクタ表示で一見して判別できるようであったなら十分市販できたと思う。
残念ながらリストにバグが残っている様子で最後まで遊べず…。
1984年6月号にも同作品が掲載されているらしいので、チャンスがあれば入手して確認してみたい。
【でばぐ?】
1984年3月号にデバッグ情報が掲載されているが間違いあり。
(見ればわかるレベルだけど)
3470行 IF MAPX%>34 THEN~は、IF MAPX%>22 THEN~が正
3480行 IF MAPY%>23 THEN~は、IF MAPY%>10 THEN~が正
…だと思われ。

また、修正情報が無いが、リストに文字化けあり。
1490行 ~:Sイ%=I2%は、~:SI%=I2% となるのだろうか。
誌面にフローチャートや変数表が掲載されているが、プログラム読んでみてもチョット怪しい…。

1985年6月号『ヒストリーゲーム』

歴史の年号当て+麻雀を組み合わせたようなゲーム。
1~99までの牌を組み合わせるため麻雀と比較してツモはかなり悪く、尚且つ1~9までは(?) 頭に"0"の有無2種類が存在し、例えば遣隋使だったら“06”+“07”では役にならない様子。
それを回避するため相手の捨て牌を“鳴く”ことが可能だが、当初はこれが分らずイライラしながツモ切りしていた。
ルールがわかるとアイディアも面白いし、良いゲームだと思う。
(誌面では教育ソフトと位置付けているみたいだけど)

1985年10月号『チェイスアンドキャッチ』

プログラムオリンピックで、ビクター音楽産業が発表した作品。
オールBASICで作成された追いかけゲームだが、止まっているマスにより移動できる量が変化するため意外と難しい。
ショートプログラムのお手本のような良作。

1985年11月号『ヤンパラアドベンチャースタッフ消滅の謎』

この作品は自分が入力したものではなく、知り合いから貰ったカセットテープよりサルベージしたもの。
※正式タイトル及び、掲載号の情報はこちらを参照しました。

このタイトル画面ってどうやって描いたのだろうか?
【謎】
誌面を所有していないので定かではないが、元からテープ/ディスク両用だったのか、ディスク専用のものを知人がテープでも動作するように改造したのか不明。
…と言うか、テープに入っているプラグラムの順番間違っていたみたいだが、これ動作してたのか?
とりあえずゲームが始められる事と、セーブ・ロードが正常に行える事を確認したが、テープの場合はセーブデータ9つもいらないような??

【情報】
攻略サイトを見つける。PC-8801版の情報なのか操作方法が異なるようだが素晴らしい!!

2 件のコメント:

  1. ヤンパラアドベンチャースタッフ消滅の謎の件。
    1985年12月号にバグ情報載ってました。
    こちらはテープログインに収録されていたものも同様のバグありと書いてありました。
    テープログインにのみあるバグとして、「お風呂とTALKできる」というのがあるようです。

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  2. ぶらっどはね、パツキンオンリーなの

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