2015/11/18

NICS TV-BOYに関するメモ(その2)

NICS TV-BOYの内蔵ゲームをエミュレータ上で動作させることが出来たので、逆にATARI2600実機のカートリッジをTV-BOYに接続して動作するか検証してみた。

(以下メモ)


手持ちでダブったカートリッジの中で、TV-BOYの内蔵ゲームに含まれないATARI8KマッパーのポールポジションのROMを選定してTV-BOYのメインチップに直接繋いだ結果、とりあえず表示は出来たが、一部のグラフィックが壊れた状態となった。
これはTV-BOYのメインチップがATARI2600実機との差があることにより生じているものか、ROMを細い配線で適当に接続しただけなので、ノイズなどの影響を受けたものかは判断できず。

TV-BOYを分解した状態での動作テストのため、外部コントローラー(メガドライブのパッド)を接続しての確認となったが、ゲームとしては正常に遊べて、音楽も鳴ることを確認した。
但し、長く遊んだわけではないので、更なる不具合が生じる事があるかも。

そもそも、「TV-BOYはATARI2600とは異なる」という情報を、いつ頃・どこで知ったか覚えていないが、調べて見た限りではここが初出なのかな?

これを読むと、「著作権情報の削除など全てのゲームデータを変更している(意訳)」とあるが、いくつかのゲームはオリジナルのままか?

エミュレータは熱心じゃないけれど、Stellaのバージョン上げたら適当なファイル名付けているのに、正規ゲームとして認識された??

(追記)
ポールポジションのグラフィック破損の原因を探るため、仮配線した電線を可能な限り短くしたり、ROMの電源ラインにパスコンを入れてみたりしたが結果としては変化なし。

気になる点としては、
  1. 電源がトランジスタ使った定電圧回路で、DC4.6Vと少し低い点。
    これをDC5Vまで上げてみたら改善するのか。
  2. TV-BOYに内蔵の『サーカス』はデジタルパッドで操作するハック版だが、実カートリッジのサーカスを接続した場合、外部コントローラーポートでパドル入力を受け付けるのか。 
  3. 2KB、4KBの標準(マッパーなし)ゲームなら安定するのか。
本当に調べるかどうかは別として、 こんなところかな…。

メインチップ~バンク切り替え~ゲームROM辺りの図面も書こうかと思ったけど、メーカー(バージョンと言うべきか?)によって基板が全然違っていて有効性はなさそうかな?
と言うか、種類多すぎ!

(追記というか駄メモ)
ダンプしたデータを切り出さなくても、Stellaってマルチカートリッジのイメージに初めから対応してたんだな…。
バンクのタイプを128IN1に変更して、全ゲームが起動することを確認しました…。

0 件のコメント:

コメントを投稿