2019/08/22

ログインに掲載されたMSXのプログラム(その1)

プログラムオリンピック編。
1987年10月号の第4回プログラムオリンピックは、リスト掲載が無いのが口惜しい…。


1984年10月号掲載分

スラットフォード・コンピュータ『大川君のジャンプ人』

ワンキー操作のジャンプゲーム。
「とりあえずウンコ登場させてけば子供喜ぶだろ」みたいなノリのゲームだが、キャラクタの幅跳びモーションはプリンスオブペルシャ並みに美しい。

アスキー『7ならべ』

オールBASICで作成された7並べゲーム…と書くと単純なゲームに思えるが、CPUキャラの戦略にキャラクタ差を設けているようだ。(あまり差を感じないけれど…。)
また、CPUキャラのみで対戦させる観戦プレイも可能と非常に良く出来た作品。
五代響さんの作品。

【でばぐと言うか情報】
この作品のリストはコード化け箇所が非常に多い。
翌号以降でフォローアップがあったのではないかと思うが未所有のため不明。
(リストを読めば何となく修正できるとは思う。)

リスト化け以外でバグと思われるのは1点だけ。
1550行の“~BASE(6)+X”は、“~BASE(6)+T”が正しく、リストのままだとハートとダイヤのカードの赤色が出ない。

1985年10月号掲載分

マイクロキャビン『スターロード』

3Dタイプのシューティングゲームだが、バグがあって動作しない。
修正方法及び、レビューはこちらを参照。

1986年10月号掲載分

ザインソフト『みてろ』

BASIC+マシン語で書かれたオセロゲーム。この作品もCPU同士の対戦が可能。
誌面では「あまり強くないので気楽にプレイしてくれ」と書いてあるが、思いっきり負け越しています…。

ソニー『フニクリフニクラ』

カラフルでキャラクタも可愛く、個人的に大好きなタイプのゲーム。
この作品は恐らくROMカートリッジで発売しようとしていたボツ作品なのではないかと思う。<参考>
栄養のバランス良く食材を食べて山の頂点を目指すゲームだが、調整不足なのか1面から難しすぎるように思う。

【情報】
ハイスコア表示が文字化けを起こしていて機能しておらず、誌面でも“仕様”とされているが、これはハイスコア格納メモリが初期化(初期値書き込みという表現の方が正しいか?)されていないことが原因。
そのため、値がFFhとなっているのでキャラ化け及び、何点取っても更新されない。
テープやFDからBLOADする前にD260h~D26Chに0を書き込むとハイスコア更新されるようになるが、ゲームデモを観た場合50点で入るのでそれが初期ハイスコアとなる。

ビクター音楽産業『ブロッカー』

印象としては倉庫番+フラッピーのようなゲーム。
画面内のダイヤブロックを所定の位置までもって行くと扉と鍵が出現し、鍵を扉に運ぶことでステージクリアとなるが、ダイヤブロックや鍵は単独では押せずブロックで押し出さなければならない。
また、4種類のブロックを押すとそれぞれ異なった効果が発生する。
パズルゲームとしてのとっつきにくさは感じるが、じっくりと遊びたいタイプのゲーム。

マイクロキャビン『ミッドナイトコマンダー』

誌面では“シミュレーションゲーム”とあるが、バトルシップタイプのゲーム。
(バトルシップはジャンルとしてはシミュレーションになるのか?)
シチュエーションとしては夜戦のため、見えない敵機をレーダー頼りに撃墜するゲームだが、捕捉できたためしがないw

【でばぐ?】
リスト9530行に文字不鮮明な部分あり。
地形グラフィックのデータで、見た目で判断して適当な値でも良いと思う。
とりあえず、230と186とした。

0 件のコメント:

コメントを投稿