2013/12/17

コレコビジョンのATARIモジュールについて (その4)

コレコビジョンのATARIモジュールを、単独駆動させるための調査の続き。

これまで回路を追っていって、
  1. 6507CPU,SYS6532(RIOT),TIA互換チップ等のロジック部は+5V電源で動作。
  2. +12Vはカラー信号の基準電圧(?)で使用。
  3. 3.57MHzのクロックの与え方。
・・・ここまでは理解したが、ではクロックと+5V電源を与えただけで、それなりの動作をするかと言われれると全く動作せず。
 色々と調べているうちに壊したかと思えば、コレコビジョンへの接続では正常に動作する。

そうこうしているうちに飽きてしまって、GEMINIのS-Video出力化改造を先にやったりしていたが、気に入らないので、チップ類を剥がして本格調査。
その結果分かった事として、
  1. 動かなかった理由
    6507CPUの1ピン(/RESET)が、コレコビジョンのリセット回路に接続されている。
    これが開放状態であったので、リセットがかかったままになっていた様子。
    てっきりATARIモジュールのリセットボタンがここへ接続されていると思い込んでたことが原因だが、そうすると2箇所でリセット操作できていた??
    ・・・よく覚えていない。遊んでない証拠だ。
  2. -5Vの用途
    コントローラーポートのDSUB9ピンコネクタ(J3,J4)の8ピンへツェナーダイオードを通って接続されている。
    これはATARIのジョイスティックから見たら「GND」なのだが、ロジック部から見たらGNDより更に低い電位に引っ張るということか?
    目的は何だ?信号の安定性とかノイズ対策なのだろうか?
とりあえずは、6507CPUの1ピンに+5Vを供給してあげることで、TIA互換チップから映像信号のようなものが出力されることが確認できたが、これってTIA互換チップを除いてATARI2600と殆ど同じになっている気がする。

久しぶりに自分のブログを見直してみたが、1年前からやってたんだな・・・。

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