(以下メモ)
既知の情報
古いゲーム雑誌に掲載された情報だと、マイコンBASICマガジン1986年7月号P268,P269に読者からの投稿記事あり。
この記事ではFC版に存在する隠れキャラの『ファミコン』『デゼニマン』についての言及は無いが、その後MSX版には『Beeカード』『時計台』が存在する事を知る。〈参考〉
隠しキャラについて
- ボーナスマーク(ステージ条件)
面数÷8の余りが0または6の面
(条件)
敵を全滅させた後に扉の中央ギリギリまで入る
(得点)
10,000
(メモ)
普通に遊んでいても見たことのある人は多いと思う。
何故か6面と16面では何回試してみても出ない。
該当条件でステージ数の末尾が6の場合は出ないのではないかと思ったが、
46面は問題なし。
単に扉の上下がブロックで封鎖されているか、左右が封鎖されているかで
出し方に影響がある? - ハチ助(ステージ条件)
面数÷8の余りが1または7の面
(条件)
敵を全滅させた後に画面の四隅を通過
(得点)
20,000
(メモ)
FC版ではゴーデス。(と言うかクレオパトラでは?)
スターフォースを移植していたがコレ問題なかったのだろうか…。 - 中本さん(ステージ条件)
面数÷8の余りが2の面
(条件)
ブロックを一つも壊さず敵を全滅
(得点)
10,000,000
(メモ)
運が良ければ最短で2面で出せるが足が遅くて取るのに苦労するかも。 - Beeカード(ステージ条件)
不明 ※【FC版】面数÷8の余りが3の面
(条件)
不明 ※【FC版】敵を全滅させた後に爆弾を256回爆発
(得点)
500,000
(メモ)
通常アイテムテーブル書き換えで存在は確認できたが出し方不明。
エミュレータのデバッガでメモリ内容確認しても爆風回数カウンタの
ようなものを見つけられず。 - ボトル(コーラ?オロナミンC?)(ステージ条件)
面数÷8の余りが4の面
(条件)
扉を通過
(得点)
30,000
(メモ)
これも普通に遊んでいて見たことのある人は多いと思う。 - 時計台(ステージ条件)
不明 ※【FC版】面数÷8の余りが5の面
(条件)
不明 ※【FC版】敵を倒さずに壁を全て破壊し扉に爆風を3回当てる
(得点)
20,000,000
(メモ)
通常アイテムテーブル書き換えで存在は確認できたが出し方不明。
アイテムテーブルについて
アイテムテーブルはFC版と差異なし。
ROMの$0C52~50バイトがアイテムテーブル。
アイテム番号は下記の通り。(隠しキャラ含む)
$29:爆弾
アイテム番号は下記の通り。(隠しキャラ含む)
$29:爆弾
$2A:火力
$2B:スピード
$2B:スピード
$2C:壁通過
$2D:リモコン
$2E:爆弾通過
$2F:耐火
$30:無敵
$36:ハチ助
$2D:リモコン
$2E:爆弾通過
$2F:耐火
$30:無敵
$36:ハチ助
$37:ボーナス
$38:中本さん
$39:Beeカード
$3A:ボトル
$3B:時計塔
$38:中本さん
$39:Beeカード
$3A:ボトル
$3B:時計塔
デバッグモードとバグステージ
FC版の情報を収集していたところ、FC版には扉やアイテムの位置を表示させる『デバッグモード』が存在することを知る。〈参考〉
※ちなみにこちらのパスワードはMSX版でも使える様子。
MSX版にもデバッグモードは存在し、メモリの$0D011の値を1にすると、扉とアイテムの位置がオレンジ色のブロックで表示される。
また、前記のリンク先にある0面、B8面(MSX版では188面)のように、パスワードで1~50面以外のステージを遊べる。
Twitterで作者の方から教えて頂いたが、FC版ではパスワードジェネレータで自由に遊べるようだ。〈参考〉
Twitterで作者の方から教えて頂いたが、FC版ではパスワードジェネレータで自由に遊べるようだ。〈参考〉
こちらで作成したパスワードは、互換性は低いながらもMSX版でも使用可能なようだが、いくつか試した結果、メモリの$0D01Dの値+1が現在ステージとなるようだ。
この値にはボーナスステージは含まれず、0(1面)~$0FE(255面),$0FF(0面)となる。
この値にはボーナスステージは含まれず、0(1面)~$0FE(255面),$0FF(0面)となる。
ステージ開始前の表示では2桁しか表示されず、99面の次は0面と表示されるが何故か$0E3(228面)から数値表示ではなくグラフィックの破片が表示される。
また、ボンバーマンスペシャルは面数に応じて画面内の破壊可能ブロックが増えていくようだが、$0C2(195面)~$0C9(202面)の間は個数が限界に達すると思われ、ステージ数表示でハングアップしてしまう。
また、ボンバーマンスペシャルは面数に応じて画面内の破壊可能ブロックが増えていくようだが、$0C2(195面)~$0C9(202面)の間は個数が限界に達すると思われ、ステージ数表示でハングアップしてしまう。
$0CA(203面)からオーバーフローにより再度ゲーム可能となるが、203面は破壊可能ブロックが最小となり、扉がセットされずクリア不能ステージとなる。
当然だがアイテムテーブルが破壊されているので、隠れキャラだったりグラフィックの破片だったりと色々なものが出現する。
結果には満足しないが、とりあえずはここまで。
興味のあるMSXユーザーの方は残り2つの隠しキャラ探しをチャレンジしてみては?
さあ!世界初の発見者になって皆に自慢だ!!
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